ソファの選び方
リビングの主役となるソファーは、価格もサイズもそれなりだけに選ぶのに悩む方も多いのでは。
ソファは内部構造、使う素材などによって、座り心地も変わってきます。使う方が長く愛着を持ってリラックスできるように、選び方のポイントを解説します。
ソファのフレームを覆うウレタン
ウレタンは座り心地にも関わってくる、ソファを構成する上では欠かせないもの。
また、ウレタンの構造によって耐久性も変わってきますので、せっかく購入したソファがすぐにへたってしまった、ということがないように注意してほしいところです。
そこでポイントとなるのがウレタンの密度。
ウレタンの密度は1㎡あたりの重さで表せれ、同じ大きさのウレタンであれば重いものほど耐久性が高くなります。
一般的にコストを抑えたソファには20㎏/㎡程度のウレタンが使われていますが、耐久性という観点で見ると30㎏/㎡以上の密度の高いウレタン、高密度ウレタンであれば耐久性に優れていると言えるでしょう。
※注意しないといけないのは硬いので、高密度ウレタンとか、柔らかいからウレタン密度が低いということではありません。
ポイント2
耐久性を考えると30㎏以上の高密度ウレタンを選ばれるのが望ましい。
〇本革は。。。
高級材として広く知られる本革は、高級車のシート、ファーストクラスのシートなどにも使われるなど、その見た目のラグジュアリーさは抜群です。また、強度面にも優れ、長年使い込んでいくことで自然素材ならではの経年変化が楽しめます。
しかし、価格面でいうと高額なのこと、そして乾燥を嫌う革は、定期的なメンテナンスが必要であったりのデメリットもあります。
また、布張りのものと比べると、暑い時に長時間座った時の蒸れや、寒い時に座った時に感じる冷えなどのデメリットも上げられます。
〇ファブリックは。。。
次にファブリックソファの特徴は、何といってもファッション性にとんだ色彩豊かな色どり。
また、今主流となっているカバーリングタイプのファブリックですと、汚れがひどくなった時、模様替えなどをする時にお部屋のインテリアに合わせファブリックのみを買い替えることもでき、使い勝手の良さもOK。
本革に比べると価格面でも抑えられているのはポイントですね。
強度については革と同等程度の耐久性を持つファブリック。しかし飲み物をこぼした場合などの水汚れには弱い、というデメリットが・・・、しかし最近のファブリックソファのほとんどはカバーリングタイプになっていますので、取り外して洗うことが可能です。
この点についてはかなり改善されていると言えます。
ポイント3
本革にするか、ファブリックにするかは両方のメリット、デメリットを考えライフスタイルに合った方を選びましょう。
おまけの話。
合成皮革のものについて。
合皮と言いますと、剥がれを心配される方が多くいらっしゃいます。
以前は、安価な海外生産の物とかですと、長年使っていると剥がれやすいというのが確かにありましたが、日本国内で作られる合皮の多くは剥がれに強く、革と変わらない強度を持ったものが使われています。
特にペットを飼われているお家などですと、合皮のものを選ばれることがよくあります。
すこし分かりにくいところもあったと思いますが、ソファの構成から見るとポイントはこんな感じです。
この3つのポイントがソファ選びの際に参考になりましたら幸いです!