皆さんは、新品で真新しいモノと、
使い込まれて味が出たモノとだと、
どちらがお好きですか?
革製品やデニムとかですと、
使っていくうちに、だんだんと
馴染んできて、どんどん使いやすく
なっていく。
そしてそこには使う人のクセや、
使い方や、使う頻度によっても
変化が違って、その人のあった
モノとして育っていく。
家具もまた、然りです。
天然木などは、新しい状態と
年数を重ねたものですと、
日焼けをして色が変わっていきます。
このことを経年変化と呼ばれて
いるのですが、
今日はこの天然木の経年変化について
お話ししたいと思います。
まずは、こちらの画像をご覧ください
↓↓
いかがでしょうか?
向かって右側が約13年展示している
当店でも人気のW552チェア。
そして、向かって左側が展示してから
約3か月のものです。
画像ですと分かりづらいのですが。。。
やはり展示後、約13年経過しているものは
木も焼けてきて、良い味が出ています。
一方で向かって左のチェアは、
まだまだ、若いな(笑)という感じがしませんか?
木が焼けるというのは
新品の時に比べて、木が外気に触れたり
紫外線を浴びたりすることで、
だんだんと、木の色が深くなり、
赤味を帯びてくる状態のことを言います。
この、経年変化は
やはり天然木特有のものでして、
新品と時に比べて、深みのある色合いに
変化していきます。
これは最初に届いた時が完成形ではなく、
年数を重ねることで、色合いは深みを増し、
また、キズや汚れなども味となり
使う人の個性が加わりながら
完成形へと進んでいきます。
なんとも奥が深い話ですね。
家具は長く使うものですので、
ぜひ、一生のパートナーなるような
モノをお選びくださいませ。
最後までお読み頂きありがとうございました。