こんばんは、スタッフの杉岡です。
今日はつかの間雪が降りましたね。寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
ぜひぜひあったかくしてお過ごしくださいね。
そんな寒い中、スタッフが工場にお邪魔して、この子たちを持って帰ってきてくれました!
何か分かりますでしょうか?
右が突板(ツキイタ)、左が蟻組(アリグミ)、と言います。
なんだか聞きなれない名前です。ご説明させていただきたいと思います。
▼突板(ツキイタ)
丸太を0.2mm~0.6mmほどまで薄くスライスした木のシートを、ベニヤなどの板に張り付けたものです。
持つとこんな感じ。とても薄ーくスライスされています。
これをベニヤなどの上に貼って。。
家具になるとこんな感じになります。
天然木なので木の風合いもしっかり楽しめ、無垢材の家具より価格が抑えられます。
木目が揃ってキレイな所も突板の家具の魅力です。
また、無垢の家具より反りや割れが少なく軽いので、TVボードや、本棚などに使われることが多いです。
▼蟻組(アリグミ)
木材の接合方法の一種で、写真のように台形の様な凸凹を組み合わせた接合です。
これを。。
この様に組むと。。
こうなります。
単純に木端と木端を付き合わせるよりも、接着面積が増え、しっかりと組むため頑丈になります。
引き出しをひっぱる時に前板がはずれた!みたいなことが起こりにくいです。
TVボードや収納家具によく使われています。
見えないところもしっかり工夫されて作られているんですね!
皆様も、家具をお探しの際には、少しこういった所もぜひ見てみて下さいませ!
また家具のおもしろい奥深さを体感しました。
わたしで留まるのはもったいないので皆様にもしっかりお伝えしていきたいです!
ご来店の際はお気軽にお声かけください。何かお役に立てればうれしいです。