今日ご紹介するのはこちら。
言わずと知れた「パントンチェア」です。
美しさと実用性と強度、全てを備えたミッドセンチュリー期を代表する名作チェアで、ヴァーナー・パントンによってデザインされた、世界初のプラスチックによる座面と脚部、背もたれの一体成形型の椅子です。
ヴィトラ社と共同で量産のために開発され、この一体成形を実現するにあたって構想から数えると10年かかったと言われています。
わずかにしなる素材と、ユニークなキャンチレバー型のデザインにより、非常に快適な座り心地を実現しています。
また、屋内だけでなく屋外でも使用可能なため、美しさに実用性と強度、全てを備えたミッドセンチュリー期を代表する名作チェアです。
パントンチェアは国際的なデザイン賞を多数受賞し、世界中の著名な美術館のコレクションにも所蔵されています。
デンマーク人デザイナー、ヴァーナー・パントン (Verner Panton) は、1960年代から70年代にかけ、デザイン界を牽引した重要人物の1人です。 1960年初頭にスイスに移住した後、家具、照明、テキスタイルにおける、独創的で斬新なデザイナーとして世に知られるようになりました。 巧みな色使いは彼の作品の特徴です。