こんにちは。スタッフの湯浅です。
新年度になり、新元号も発表されましたね!
「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」と安倍首相が発表されたそうですね。
「令」には、立派な、清らかで美しい、おめでたい、喜ばしいという意味が込められているらしく、
「和」という字は、仲良くすること、調和のとれていること。などの意味があります。
令和の英訳のイメージが「beautiful harmony」(美しい調和)だそうです。外務省が発表されたらしいのですが、なんだかとっても素敵ですね。
インテリアにおいても、「美しい調和」をさせること。
コーディネートをする上で大事なところですが、お客様と接する中で、「どんなテイストがいいかわからない」「どう合わせていいかわからない」という声はよく耳にします。
そこで最近私は、どっちがお好きですか?と2つの形を見比べてもらったりしています。
例えばこちら。
この2つのソファ。
一方は直線的でスタイリッシュなデザイン。
もう一方は柔らかくてふわふわしてそうなデザイン。
テーブルだとこちら。
一方はまっすぐのラインが美しい無駄のないデザイン。
一方は緩やかな曲線が生み出す優しい印象の円形テーブル。
何が言いたいかというと、「角ばったもの」と「丸いもの」どちらが好きかという感覚的なもので、ひとまず選ぶデザインの方向性ってなんとな〜く、決まってくると思うんです。
例えばこの形を見てどんな印象を受けるか、個人的な意見ですが、言葉にしてみますと…
角ばった四角形・・・「モダン」「スタイリッシュ」「男性的」「硬い」「強そう」「シャープ」「かっこいい」
丸みのある四角形・・・「ナチュラル」「優しい」「暖かい」「穏やか」「女性的」「落ち着く」「温和」「ソフト」
「どんなテイストがいいかわからない」という方は、まず自分が感覚的にどちらの形状に好印象を覚えるのか。それを起点にそれぞれの「美しい調和」を目指してコーディネートしていけばいいのではないかな、と個人的に思うのです。
角ばったものが多々ある空間に、円形のものをアクセント的に利用して、全体の調和を図る…というイレギュラーもあるとは思うのですが、目指す方向性がブレブレにならないように、まずご自身の好みがどちらなのかを把握するのがスタートかな・・・と思います。
アイテム1点だけでインテリアは完結しません。この椅子にはこの机、このソファ…というようにトータルで見たときのデザインの統一感。お部屋に合うサイズ感。生活動線に不具合はないか。大きさのボリュームの調整。配色のバランス。考えることはたくさんあるのですが・・・
「何から考えていいかわからな〜い!」・・・という方は、どういう形が好きかな?という視点で、まず家具を眺めてみるのも一つではないかな、と思います!
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